文枝一門会・くろもん寄席
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高津宮が落語ファンに知られるきっかけとなった「くろもん寄席」は2009年7月をもって終了いたしました。
とんど祭、夏祭の際には故・桂文枝師匠も演台にあがり、おおいににぎわいました。
師匠をしのんで、高津宮境内に建立された記念碑が、いまも富亭を見守っています。 |
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■上方落語と高津宮 |
「高津の富」「高倉狐」「崇徳院」をはじめ多くの上方落語に登場する高津宮。道頓堀からも歩いてほどよく、多くの若旦那やお嬢さん、でっちや番頭はんが高津さんにお参りにきたりして、高津宮に人が集まり文化の中心として賑わっていたからでしょう。
人が集まり文化が高まる。昔からそんな役割を神社が担っていたのです。 |
■高津の富亭 |
現在は、境内の参集殿の建物を「高津の富亭」と名付け、プロや社会人落語家による寄席が定期的に開催されています。
多い月では毎週寄席が開かれるほどで、落語好きには人気のスポットになっています。
プロからアマチュアと多くの落語会にご利用いただいている「高津の富亭」。昔ながらの座敷と、境内の雰囲気が落語を聞くのにちょうどいい。演台と客席の近さから非常に落語をしやすい、聞きやすいと評判です。ぜひ一度足をお運び下さい。 |
■桂文枝師匠の碑 |
高津宮が落語ファンに知られるきっかけとなった、高津の富亭「くろもん寄席」。その盛り立てに大きく力をいただいた故・桂文枝師匠をしのんで、高津宮境内に記念碑が建立されました。
石材は晩年に力を入れた創作落語「熊野詣」にちなみ寄贈いただだいた和歌山県新宮市産の花崗岩。碑文は三代目桂春団治師の筆です。
【高津さんのあれこれ・桂文枝師匠の碑】
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