仁徳庭園

 平成14年の暮れ、高津宮の本殿裏に新庭園が完成いたしました。
庭園の名称は、 高津宮の御祭神である仁徳天皇に因み「仁徳庭園」といたしました。 多くの方々の御支援、ご協力に厚く御礼申し上げます。
 この庭園の計画を思い立ったのは、今から三年前、ちょうど高津宮の本殿を30年ぶりに修復できた頃でした。明るく清々しくなった本殿とは対照的に、本殿裏周辺はいつも薄暗く荒れ果てた状態でした。 それゆえ、高津宮の本殿裏を神域らしい、また多くの方々に楽しんでいただける庭園にできればと考えたのです。

 庭園内の小道に沿って30種類以上の樹木があり、四季折々に楽しんでいただけることと思います。当初は庭園内に井戸を掘り、御神水の湧く庭園にと考えましたが、諸般の事情で今回は実現できませんでした。しかし、水にはこだわり、水が湧き出て小さな川になって流れることをイメージしたスポットを設けることができました。

 そしてここを小さいながらもオープンスペースにし、野点やミニコンサート会場などに活用できればと考えました。

 この仁徳庭園を皆さんの憩いの共有庭園として、また高津宮の魅力ある神域として末長く維持し、皆さんに親しんでいただける名庭園にしてゆきたいと思います。
平成15年春
高津宮宮司 小谷真功